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男性きものに必要なものは?

 

きものを着ようと思ったときに必要なアイテムをご紹介しましょう。。。

浴衣と違って、下にいろいろ着たりしてますが着なくてもいいものもあります。

足袋

きものを着用するときに必ず必要になる「足袋」。

草履と同様に足元のおしゃれの重要アイテムで色目やデザインなどが豊富にあるのでTPOに合わせてご使用ください。
「白足袋」と「色足袋」に分かれます。男性の場合は基本的に色足袋を使用します。白足袋は礼装用で色足袋や柄足袋は普段着用です。

関東と関西で若干違ってきます。

ステテコ

きものを着るときの下半身用の下着になります。

長襦袢を着るときにステテコはかない方もいるみたいですが、半襦袢の時には必ずはいてください。
ちなみに・・・僕は某衣料品店のステテコです。

冬はこの下にヒートテックのタイツだったりします。

肌襦袢(はだじゅばん)

きものを着るときの上半身用の下着になります。
普通は肌の上に直接着用しますが、Tシャツを下に着る方もいらっしゃるようです。その場合は衿の大きく開いたTシャツを着用してください。きものの襟元からTシャツが見えてしまいます。

ちなみに・・・僕はほとんど着用しません^^; Vネックのアンダーシャツで代用してます。
 

長襦袢(ながじゅばん)

長襦袢は長着のすぐ下に着る下着です。着物を着たときに見えるのは、衿と袖口くらいですが、昔から男のきものは見えない所に凝るものなので、長襦袢は羽織の額裏と並んで凝る楽しみの対象とされるみたいです。

素材は正絹やモスリンというウール素材のものが一般適です。夏用は絽や麻のものになりますが、普段着なら夏は半襦袢でも十分です。

上の画像には「半衿」と言う当て布が付いてます。襦袢の衿は長着の衿元からチラリと見えるように着るために、角帯とこの半衿がおしゃれのポイントになります。

腰紐・伊達締め

長襦袢や半襦袢を着るときに緩まないように巻くのが腰紐です。角帯の下に巻くときもありますが、角帯の下は伊達締めが一般的です。

素材は正絹・綿・化繊などがありますが、正絹のものが高価ですが締めやすく緩みにくいです。

長着(ながぎ)

いわゆる普通のきものです。足まで裾のあるきもののことを長着〈ながぎ〉と呼びます。

男物のきものは女物のように「おはしょり」をしないで着るので、着ると足首までのちょうどいい寸法のものを着ます。

羽織(はおり)

長着の上から羽織る着物を羽織といいます。男着物にとって羽織とは、今でいうジャケットだと考えてください。

羽織の丈は時代によりめまぐるしく流行が変わり、長くなったり短くなったりしています。ちょうど女性のスカートの丈みたいなものですね。定かではありませ んが、関東では短め、関西では長めに仕立てるようでもあります。要は着る人の好みで決めればいいと思いますが、普段着る羽織ならせいぜい膝上くらいまでの 丈にした方が立ち振る舞いが楽でいいと思います。

角帯(かくおび)

男着物の場合、ほぼこの角帯で長着を締めます。幅約10cm、長さ4mほどの帯です。通常、角帯を結ぶ前に、前述した腰紐や伊達締め等を使い仮結びとして締めておきます。そうすれば、長着がずれずに角帯が結びやすくなります。

結び方は代表的な貝の口をはじめ、数種類ありますので気分で変えてみてはいかがですか?

羽織紐

羽織を羽織を止める紐は、羽織紐といいます。上の図では、前で羽織をとめている紐の ことです。羽織紐には、絹やプリエステル、綿などで作られた紐で出来ているものもあれば、数珠みたいに石をつなげて作られているものもあります。石をつな げて作られていても羽織紐といいます。

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